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リスティング広告のCVRをロジックツリーで改善する方法【図解】

こんにちは!

ロジックツリーでCVRを改善したい人向けに、そのノウハウを発信しています!

今回は、「リスティング広告のCVRをロジックツリーで改善する方法【図解】」について解説します。

この1記事で、確実にロジックツリーを作成して、今すぐCVRを上げられる内容です。

(※弊社が仮説と検証を繰り返してきたデータをもとにお話ししています。)

▼誰しもロジックツリーを使ったCVRの改善で一度は悩んだことがありますよね?

「ディスプレイ広告やFacebook、リスティングなどの広告別のロジックツリーのCVR改善方法を知りたい。」

「どうやってロジックツリーでCVRを改善すれば良いか、図解を参考にして作成したい。」

「ロジックツリーで改善すべきポイントがわかったら、どこから着手すれば良いの?」

実際、「どう考えて何からCVRを改善すれば良いか?」と悩み、着手できない人も多いです。

だからこそ、この記事で伝えるノウハウを1つでも知らなかったら、今後の広告運用で確実に詰みます。

(効果の出ない改善策を繰り返して、ずっとCVRが低いままなんてことも…。)

今回紹介するのは、弊社がマーケティング事業を行う中で習得した内容です。

こういった過程で、CVRを改善できるロジックツリーについて完璧に習得してきました。

もしあなたが、「リスティングやディスプレイ、Facebookなど広告別で、ロジックツリーを使ったCVRの改善方法が知りたい!」

「具体的に図解やイラストを参考にして、ロジックツリーを作成できるようになりたい!」

「CVRの改善点を明確にして、今すぐ数値をUPさせたい!」と思っているのであれば、必ず役立つ内容なのでぜひ最後まで読んでください。

目次

1:【前提知識】CVRを改善できるロジックツリーとは何か?

もしかすると「そもそもロジックツリーって何?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?

ロジックツリーとは:特定の問題を解決するために、論理的なステップを階層で可視化する問題解決の方法のこと。

例えば、問題を分割してさらに小さな処理しやすい問題にすることで、複雑な問題を解決しやすくなるのです。

ロジックツリーの作成方法は後述しますが、まず問題の根本原因を決定してから解決策を考えていくことで、作成できます。

2:この3つのロジックツリーを使うと効果的にCVRを改善できる

ちなみにですが、ロジックツリーには複数の種類があるのを知っていますか?

これから紹介する手法を試して、CVRの改善を行いやすいロジックツリーを見つけてみてくださいね。

ロジックツリーの種類①:要素分解ツリー(Whatツリー)

ロジックツリーの種類②:原因究明ツリー(Whyツリー)

ロジックツリーの種類③:問題解決ツリー(Howツリー)

【補足】知っておいて損はない!KPIツリーでのCVR改善方法

ロジックツリーの種類①:要素分解ツリー(Whatツリー)

要素分解ツリー(Whatツリー)とは:大きな問題を小さな問題に分割し、対処すべき問題を明確にできるロジックツリーのこと。

要素分解ツリーを使う時は、この3ステップで考えると簡単です。

要素分解ツリーの作成法①:解決する問題を決める

要素分解ツリーの作成法②:小さな問題へと分割する

→大きな問題を小さな問題に分割することで、問題点を解決しやすいように細分化することが大事!

要素分解ツリーの作成法③:さらに要素を追加する

→小さな問題の下にさらに要素を追加し、より問題の原因を深く探ることができる!

⚪️⚪︎解説図。

上記の流れでロジックツリーを作成すれば、今すぐ着手すべきCVR改善の問題点が明確になり、迷わず行動できるようになるのです。

ロジックツリーの種類②:原因究明ツリー(Whyツリー)

原因究明ツリー(Whyツリー)とは:問題の根本原因を特定して、同じ問題が再発するのを防ぎたい時に使うロジックツリーのこと。

原因究明ツリーを使ってCVRなどを改善したい時は、この5ステップで考えるのがおすすめです。

原因究明ツリーの作成法①:問題を明確にする

→どんな問題が起きたか?を簡潔に整理しておく!

原因究明ツリーの作成法②:問題の根本原因を調べる

→「何が原因で問題が起きたか?」を明確にする!

原因究明ツリーの作成法③:問題の原因を分割する

→問題を細分化し、根本原因をさらにわかりやすくできる!

原因究明ツリーの作成法④:原因を分析する

→細分化した原因を分析し、「それが本当の根本原因か?」を調べる!

原因究明ツリーの作成法⑤:原因を解決する

→最適な原因がわかったら、それに対する適切な解決策を決めて問題を解決する!

⚪️⚪︎解説図。

上記の流れでロジックツリーを作成すれば、迷うことなくCVRなどの改善に着手できます。

ロジックツリーの種類③:問題解決ツリー(Howツリー)

問題解決ツリー(Howツリー)とは:問題を解決するための手順を、明確に決めるためのロジックツリーのこと。

問題解決ツリーでCVRなどを改善したい場合は、この5ステップで考えるのがおすすめです。

問題解決ツリーの作成法①:問題を明確にする

→「どんな問題が起きたか?」を明確に記載する!

問題解決ツリーの作成法②:問題解決の手順を決める

→問題解決に必要な手順を、抽象的で良いので決定する!

問題解決ツリーの作成法③:手順を分割する

→抽象的に決めた問題解決の手順を、さらに具体的に分解する!

問題解決ツリーの作成法④:手順を細分化する

→具体的に分解した問題解決の手順を、さらに詳細に説明を加えて改善しやすいようにする!

問題解決ツリーの作成法⑤:手順を実行する

→作成法④で細分化した問題解決の手順を、実際に実行する!

⚪️⚪︎解説図。

上記の流れでロジックツリーを作成すれば、明確な問題の改善策が見つかるのでおすすめです。

【補足】知っておいて損はない!KPIツリーでのCVR改善方法

実は、ロジックツリーとは別に「KPIツリー」という手法でCVRを改善するのも、個人的にはおすすめです。

KPIツリーとは:企業のビジネス戦略を元に作成し、企業の目標達成のための手法を明確にするロジックツリーのこと。

「どうしてKPIツリーを使って、改善するのが良いの?」というと、業績を定量的に測定して進捗状況を把握しやすい手法だからです。

KPIを使ってCVRなどを改善する場合は、この5ステップで考えるのがおすすめです。

KPIツリーの作成法①:目標を決定する

→まずは企業の利益やビジョンなど、目標を決めることが大事!

KPIツリーの作成法②:KPIを決める

→作成法①で決定した目標のKPIを1〜3つで作成する!(KPIが多いと改善しにくいため、3つ以内に絞るのがおすすめ!)

KPIツリーの作成法③:KPIを分類する

→作成法②で決めたKPIを目標ごとに分類して、わかりやすく可視化しておく!

KPIツリーの作成法④:KPIツリーを作成する

→分類したKPIを階層的に並べて、目標>KPI>メトリック(測定基準や対象)などの具体的な流れになるようにする!

KPIツリーの作成法⑤:実行と改善を繰り返す

→定期的に目標の達成具合を確認し、改善を繰り返すことで目標達成を実現する!

⚪️⚪︎解説図。

上記の流れでKPIツリーを作成し、CVRなどの問題を改善できるので試してみてくださいね。

3:ロジックツリーを使ってCVRを改善するメリット2つ

ちなみに、人によっては「ロジックツリーでCVRの改善方法を考えるのって、そんなに重要なの?」と思うかもしれません。

なので、ロジックツリーで改善策を考えるべきメリット2つを紹介しますね。

ロジックツリーのメリット①:改善策が明確になり行動しやすくなる

ロジックツリーのメリット②:効率的かつ具体的な改善策がわかる

ロジックツリーのメリット①:改善策が明確になり行動しやすくなる

なぜなら、ロジックツリーで問題点から原因、改善策まで細分化して可視化するため、より改善点が明確になりやすいためです。

(人は明確な行動ほど行動力が上がり、逆に行動する際に曖昧さを感じると、ガクッと行動力が落ちるんだよ!)

こういった点から、ロジックツリーで改善策が明確になり、行動しやすくなるメリットがあります。

ロジックツリーのメリット②:効率的かつ具体的な改善策がわかる

なぜなら、問題>原因>改善策というように、思考の流れに沿ってロジックツリーを考えるため、簡単に改善策を特定しやすいからです。

(漠然と問題点の改善策を考えるより、順を追って考えた方が思考が整理されるよね!)

こういった意味でも、ロジックツリーは思考を整理しながら具体的な改善策を見つけやすいメリットがあるのです。

4:【CVR改善】2ステップでロジックツリーを作成しよう!

では、実際にロジックツリーを使ってCVRなどを改善してみましょう。

個人的には、この2ステップの流れで考えると簡単にできるのでおすすめです。

(ディスプレイ広告やFacebook広告など、広告別のロジックツリーの作成法なども後述するので、最後まで読んでね!)

ステップ①:ロジックツリーで売上UPの要素を調べる

ステップ②:各要素を改善する手法をロジックツリーで調べる

ステップ①:ロジックツリーで売上UPの要素を調べる

なぜなら、最終的に売上をUPさせるために、「どの要素が売上に関係しているか?」を知る必要があるからです。

そのために、ロジックツリーで売上に影響する要素を決め、細分化することで明確になります。

(例えば、Webサイトでの売上をUPさせるなら、PV数やCTR、リピート率…etc.が影響すると細分化できる!)

個人的には、まずは思いつくだけ売上に直結する要素を書き出すのがコツだと思っています。

そして後から、より重要な要素を3つ程度に絞り、優先順位をつけて改善するのがおすすめです。

ステップ②:各要素を改善する手法をロジックツリーで調べる

なぜなら、より深く各要素を細分化したロジックツリーこそ、着手しやすい改善策が明確になるからです。

(例えば、CVRを改善するためには、LPのCTAボタンの色や文言、CTA周りのマイクロコピーなど、たくさんの改善ポイントが存在する!)

このように、さらに改善策を細分化することで、より具体的に着手しやすい改善策が見つかります。

ちなみに、「どうしてWebサイトや広告のCVRが低いのかわからない…。」という場合は、下記記事で解説しているので参考にしてください。

>>【必見!】CVRが低い原因7つと改善策10個!改善事例あり

5:【リスティング広告】ロジックツリーを作成しCVRを改善

では、リスティング広告の場合の、ロジックツリーを作成してCVRを改善する方法を解説しますね。

大前提として「Webサイトや広告のCVRが低いか高いかわからない…。」という人向けに、下記記事で解説しています。

>>平均CVR(コンバージョン率)は約2%!業界別CVRや改善法も

【補足】リスティング広告とは何か?

リスティング広告とは:ネットで検索した際に、検索ページに表示される広告のこと。

→GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンで、調べたキーワードに関連した広告が出てくるのが、リスティング広告になる!

「もっとリスティング広告が何か知りたい!」という場合は、下記記事をご覧ください。

>>リスティング広告の平均CVRは?改善方法からツールまで徹底解説

では、次の章からリスティング広告のCVRを、ロジックツリーを使って改善する方法について解説しますね。

ステップ①:構造化して売上UPさせる方法を考える

まず、リスティング広告のCVRをロジックツリーで改善するなら、売上UPに必要な方法を考える必要があります。

例えば、図で解説するとこんな感じ。

⚪️⚪️図解

大抵の場合、リスティング広告のCVRを改善する方法は、「クリック数とCPC、CVRの改善の3つ」になることが多いです。

ステップ②:それぞれの改善点のロジックツリーを作成する

次に、売上UPのために必要な、3つの要素を改善するための具体策をロジックツリーに記入していきましょう。

⚪︎⚪︎図解

例えば、クリック数を改善するためには、広告のタイトルや説明文の改善や広告表示順位のUP、設定キーワードの拡充などが改善策になります。

(ロジックツリーでリスティング広告のCVRを改善するなら、とにかく改善策を細分化することが成功の秘訣だよ!)

もしかすると「具体的にどうすればWebサイトや広告のCVRを改善できるの?」と思うかもしれませんね?

なので、具体的なCVRの改善方法を下記記事で紹介しました。

>>【誰も教えてくれない】サイトや広告のCVRを上げる10の方法!

6:【ディスプレイ広告】ロジックツリーを作成しCVRを改善

リスティング広告のロジックツリーを解説し終えたので、次にディスプレイ広告でのロジックツリーの作成法を紹介しますね。

ディスプレイ広告の場合も、下記の2ステップで考えればOKです。

ステップ①:構造化して売上UPさせる方法を考える

ディスプレイ広告の場合も、リスティング広告同様に売上UPのために改善すべき要素を洗い出すことから始めます。

例えば、CVRが低いことが売り上げの低下につながっているなら、「広告とLPに一貫性がないことやターゲティングがマッチしていない」などの問題点があるとわかります。

図で解説するとこんな感じ。

⚪︎⚪︎図解

上記のように、まずはディスプレイ広告のCVRが低い要因として考えられるものをピックアップしましょう。

ステップ②:それぞれの改善点のロジックツリーを作成する

次に、ピックアップしたディスプレイ広告のCVRが低い要因を、さらに細分化します。

例えば、LPの改善でディスプレイ広告のCVRが向上する可能性があるなら…。

広告クリエイティブと一致したLPのデザインやコピーになるように修正したり、CVするまでの導線をさらにスムーズになるように改善するなどが考えられます。

⚪︎⚪︎図解

上記のような形で、ディスプレイ広告のロジックツリーを構造化していきましょう。

「もっと詳しくディスプレイ広告のロジックツリーについて知りたい!」という場合は、下記記事もどうぞ。

>>ディスプレイ広告の平均CVR何%?業界別の平均数値も徹底解説

7:【facebook広告】ロジックツリーを作成しCVRを改善

では、Facebook広告のCVRが低い場合の、ロジックツリーの作成方法を紹介しますね。

ステップ①:構造化して売上UPさせる方法を考える

例えば、Facebook広告のCVRを向上させて、売上UPさせるためにはこういった問題点や原因があると考えられます。

⚪︎⚪︎図解

(ターゲティングの質を上げたり広告のクリエイティブを改善する、LPの改善が必要など!)

ステップ②:それぞれの改善点のロジックツリーを作成する

Facebook広告のCVRが低い要因を並べたら、次はさらにその改善点を細分化していきます。

例えば、Facebook広告のCVRを上げるために広告のクリエイティブを修正すべきだと思うのなら…。

具体的な改善策としては、「広告のテキストを改善することや広告の画像や動画を改善する、広告フォーマットを変更する…etc.」など様々な改善策があるとわかります。

⚪︎⚪︎図解

実際に、まずは抽象度が高い内容で構わないので、それらを細分化して具体的な改善策を可視化していきましょう。

8:【Yahoo広告】ロジックツリーを作成しCVRを改善

Yahoo広告についての、ロジックツリーを使ってCVRを改善する方法を知りたい人も多いと思うので、解説しますね。

ステップ①:構造化して売上UPさせる方法を考える

まず、Yahoo広告で売上に直結する問題点は何か?をロジックツリーに書き出しましょう。

⚪︎⚪︎図解

ステップ②:それぞれの改善点のロジックツリーを作成する

その次に、さらに解像度を上げた具体的な改善策を書き出します。

例えば、Yahoo広告のCVRを改善するために「キャンペーンを増やすことが大事」と考えるなら…。

キャンペーンを増やすためには、「LPごとやデバイスごとにキャンペーンを作成したり、地域ごとにキャンペーンを作成する」などの改善策をロジックツリーに書き込めます。

⚪︎⚪︎図解

このように、具体的な改善策を掘り下げていきましょう。

以上が、ロジックツリーを使った各広告での、CVRの改善方法についてでした!

9:CVRの改善で複数の修正点がある場合の優先順位の付け方は?

もしかすると、この記事をここまで読んで「複数の改善点が見つかった場合、どの要素から着手すれば良いの?」という疑問も出てきたのではないでしょうか?

なので、ロジックツリーで明確になった改善策の着手手順について、おすすめの方法2つを紹介しますね。

CVRの改善順位の考え方①:インパクトの大きさから考える

CVRの改善順位の考え方②:実行のしやすさと効果のバランスで考える

CVRの改善順位の考え方①:インパクトの大きさから考える

一番おすすめなのが、改善策を実行した場合のCVRに対するインパクトの大きさから考える方法です。

理由は簡単で、インパクトが大きい改善策を実施した方が、早く効果的にCVRを向上させられるからです。

(過去のデータや一般的な主張から、改善策のインパクトが大きいことがわかっている時におすすめだよ!)

CVRの改善順位の考え方②:実行のしやすさと効果のバランスで考える

ただ正直、「この改善策が一番インパクトが大きい!と決めるのは難しい…。」と思うことが大半ですよね?

なので、その場合に改善策の実行のしやすさと効果のバランスから考えるのがおすすめです。

具体的には、効果がありそうな改善策のうち、簡単に実行できるものから着手するのです。

そうすることで、スピード感を持って改善策をためせるため、無駄な労力や時間を消費するリスクを抑えて、CVR向上に近づけます。

もし「どの改善策から着手して、CVRを向上させれば良いの?」という場合は、上記の手法2つを試してみてくださいね。

まとめ:リスティング広告のCVRをロジックツリーで改善する方法【図解】

今回は、ロジックツリーを使ったCVRの改善方法について解説しました。

特にリスティングやディスプレイ、Facebook広告などは常にPDCAを回せてCVRを向上させていく必要があります。

だからこそ、無駄に迷う時間を減らしてすぐに効果的な改善策を実行できるよう、この機会にロジックツリーで可視化しておくことが大事です。

この記事で紹介した、ロジックツリーの改善事例を参考に、日々の業務に取り入れてみてくださいね。

今後も、あなたのマーケティング活動が少しでもうまくいくよう、応援しております。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!

他の人は「【これで勝てる】CVR改善で効果的な事例5選!役立つツールも」も読んで、さらに実力を付けています。

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