こんにちは！
コンバージョンを上げる意味が曖昧な人向けに、マーケティング用語について発信しています！
今回は、「【徹底解説】コンバージョン(CV)を上げるとは？意味や基本用語」について解説します。
この１記事で、確実にコンバージョンを上げる意味が理解できる内容です。
(※弊社が仮説と検証を繰り返してきたデータをもとにお話ししています。)
▼誰しも「マーケティング用語がわからない」と一度は悩んだことがありますよね？
「コンバージョンを上げるってどういう意味？今更聞けない…。」
「コンバージョンとCVの違いって何？どういう時に使うの？」
「コンバージョン率を上げる方法や業界の平均値も知りたい。」
しかし、この記事で伝えるノウハウを１つでも知らなかったら、今後のマーケティング活動で確実に詰みます。
(マーケティング用語が出る度に、調べる手間がかかる羽目に…。)
今回紹介するのは、弊社がマーケティング事業を提供する中で習得した内容です。
こういった過程で、コンバージョンを上げる意味や方法を完璧に習得してきました。
もしあなたが、「サクッとコンバージョンを上げる意味を理解したい！」
「どういう時にコンバージョンを上げるという単語を使うか知りたい。」
「コンバージョン率を上げる方法や業界の平均値を知って、仕事に活かしたい！」と思っているのであれば、必ず役立つ内容なのでぜひ最後まで読んでください。
1：マーケティングでの「コンバージョンを上げる」の意味・使い方
コンバージョンを上げるの意味とは：特定の目的(商品購入やメールアドレスの登録など)がどれだけ達成されたか？その数を増やすにはどうすべきか？という意味のこと。
とは言っても、「どういう場面で“コンバージョンを上げる”って使うの？」と思うのではないでしょうか？
「コンバージョンを上げる」は、Webサイトやプロモーション活動など、ビジネスでの目的達成をUPさせるための、具体的な施策を行う時に使われることが多いです。
例えば、いくつかコンバージョンを上げるを使った発言例を紹介すると…。
・ビジネス会議での発言例
→「Webサイトのコンバージョンを上げるためには、ランディングページの改善や申し込みボタンの最適化などを行う必要があります。」
・マーケティング担当者からチームメンバーへの指示例
→「新製品のプロモーションキャンペーンのために、コンバージョンを上げるための施策を考えてください。ランディングページや広告文の改善、申込者への特典の配布などが例です。」
このように、「コンバージョンを上げる」の意味とは、特定の目的(商品購入など)の数を増やすということです。
また、上記のような紹介した事例でコンバージョンを上げるという単語が使われます。
ちなみに、「もっとコンバージョンに関しての使い方が知りたい！」という場合は、下記記事をご覧ください。
＞＞【徹底解説】コンバージョン(CV)を上げるとは？意味や基本用語
そもそもコンバージョンとCVの違いとは？【結論同じです】
もしかすると「コンバージョンとCVってどう意味が違うの？」という疑問もあるのではないでしょうか？
(実際、マーケティング用語を学び始めた頃の私も、同じ疑問を持っていたのでとてもわかります。)
結論、「コンバージョン」と「CV(Conversion)」は同じ意味です。
これはどちらも、Webサイトや広告など、ビジネスでの特定の最終的な目的のことを意味します。
(例：商品購入や問い合わせなど！)
どんな流れでコンバージョンに至るのか？【例：アパレル業界】
ちなみに、コンバージョンはどんな流れで起きるかわかりますでしょうか？
この章では、アパレル業界を例に、コンバージョンの流れや意味を紹介しますね。
結論、コンバージョンの意味はアパレルブランドによってバラバラですが、基本的に「商品購入」を定義にすることが多いです。
具体的に、アパレル業界でのコンバージョンの流れを説明すると…。
【アパレルでの一般的なコンバージョンの流れ】
アパレルでのコンバージョンの流れ①：Webサイトへのアクセス
→顧客がオンラインストアや公式ウェブサイトにアクセスする！
アパレルでのコンバージョンの流れ②：商品閲覧
→顧客が商品ページを閲覧する！
アパレルでのコンバージョンの流れ③：カートに商品を入れる
→顧客が商品をカートに入れる！
アパレルでのコンバージョンの流れ④：注文手続き
→顧客が決済情報を入力し、注文を確定する！
アパレルでのコンバージョンの流れ⑤：商品の受け取り
→顧客が商品を受け取る！
上記のような流れで、アパレル業界では基本的にコンバージョンが行われます。
「もっと詳しく、アパレルでのコンバージョンの意味や流れが知りたい！」という場合は、下記をご覧ください。
＞＞アパレルの平均CVR(コンバージョン率)は4.2％！改善策10
2：コンバージョンの中間目標の「マイクロコンバージョン」とは？
ちなみにですが、「マイクロコンバージョン」という言葉や意味を知っていますでしょうか？
これは、ビジネスでの最終的な目的達成(コンバージョン)のための、小さなゴールのことです。
例えば、Webサイトに訪問した人が商品を購入することが最終的なコンバージョンの意味なら、下記の場合をマイクロコンバージョンの意味になります。
マイクロコンバージョンの意味や例①：Webサイトへの訪問数
→商品購入(コンバージョン)を達成するためには、Webサイトへの訪問数が多い方が有利なため！
マイクロコンバージョンの意味や例②：クリック数
→Webサイト内でのリンクやボタンのクリック数は、コンバージョンの商品購入に繋げるために重要な指標になる！
マイクロコンバージョンの意味や例③：PV(ページビュー)数
→コンバージョン(商品購入)に繋げるために、商品が掲載されているページを閲覧してもらうことが大切！
マイクロコンバージョンの意味や例④：カート追加数
→特にアパレルなどでは、「カゴ落ち」によるコンバージョンが下がることがあるため、いかにカートに追加してもらい購入まで繋げるか？が重要になる！
マイクロコンバージョンの意味や例⑤：お問い合わせ数
→Webサイトからのお問い合わせ数が増える＝お客様との関係性を構築するという意味でもあるため、商品購入(コンバージョン)のために重要になる！
上記のような意味や流れで、特にアパレル業界ではマイクロコンバージョンを使用します。
これがマイクロコンバージョンを設定するメリット2つ！
もしかすると「マイクロコンバージョンを設定する意味ってあるの？」と思うかもしれませんね？
結論、マイクロコンバージョンは設定すると、この2つのメリットがあるのです。
設定する意味・メリット①：ユーザーの行動を理解するため
設定する意味・メリット②：コンバージョン率を向上させるため
設定する意味・メリット①：ユーザーの行動を理解するため
なぜなら、最終的な目的であるコンバージョンを上げることを達成するためには、ユーザーの行動を理解する必要があるためです。
例えば、ユーザーがWebサイト上でどのような行動をしているか？を理解することで…。
「商品ページのどこを改善すべきか？」「カートへの追加時にどんな文言を表示すれば、購入数を上げられるか？」などの改善策を考えやすくなるからです。
(マイクロコンバージョンを設定して、ユーザーがどんな商品に興味があるか？や、売れ筋の商品を知ることが、コンバージョンを上げることに役立つんだよ！)
設定する意味・メリット②：コンバージョン率を向上させるため
なぜなら、マイクロコンバージョンを設定する意味は、コンバージョン率を上げるためだからです。
(「コンバージョン率って何？」と疑問な場合は、後述するのでこのまま読み進めてね！)
例えば、カートへの追加数が少ない場合は、商品ページのレイアウトや商品の説明文の改善など、改善点を特定することができるのです。
つまり、マイクロコンバージョンを設定することで、最終的な目的である「コンバージョンを上げるにはどうすべきか？」の戦略を立てられるメリットがあります。
上記の理由から、個人的にもコンバージョンを上げるなら、マイクロコンバージョンも設定しておいて損はないと思っています。
マイクロコンバージョンを設定すべき箇所とは？
という話をすると、「具体的に、どの部分をマイクロコンバージョンとして設定すれば、コンバージョンを上げられるの？」と思うのではないでしょうか？
結論、「お客さんの流入からコンバージョンまでの通過地点から考える」のがおすすめです。
【マイクロコンバージョンの例】
マイクロコンバージョンの設置例①：商品ページ
→商品ページの閲覧数やカート追加数などをマイクロコンバージョンとして設定すると、ユーザーの興味関心を特定しやすくなり、コンバージョンを上げることに役立つ！
マイクロコンバージョンの設置例②：フォームページ
→問い合わせや登録フォームに設定することで、フォームの設置位置や項目の内容などを改善できる！
マイクロコンバージョンの設置例③：キャンペーンページ
→キャンペーンページの閲覧数やアクション数などをマイクロコンバージョンとして設定することで、適切にアクションを促せているか？を判断できる！
上記のような箇所に、マイクロコンバージョンを設定して、最終的にコンバージョンを上げる方法を特定してみてくださいね。
3：なぜコンバージョンを上げることが大切なのか？【計算方法】
ここまで読んでいるあなたならすでに理解しているかもしれませんが、「なぜここまでしてコンバージョンを上げることが大切」だと言われているのでしょうか？
理由は簡単で、ビジネスにおいての収益やコストの削減になるからです。
コンバージョンを上げるべき意味①：収益の増加につながるから
コンバージョンを上げるべき意味②：コストの削減ができるから
コンバージョンを上げるべき意味①：収益の増加につながるから
なぜなら、コンバージョン数が上がる＝同じコストや顧客数で、より多くの売り上げにつながることを意味するからです。
例えば、Webサイトへの訪問者が100人いて、そのうち5人が商品を購入した場合、コンバージョン率は5％となります。
【補足】
コンバージョン率=(コンバージョン数÷訪問者数)×100%
しかし、同じ100人の訪問者でコンバージョン数が6人になった場合、コンバージョン率は6％になるのです。
つまり、コンバージョン数が上がることで売上が20％UPすることを意味します。
こういった点から、コンバージョンを上げるべき意味は、収益の増加につながるからです。
コンバージョンを上げるべき意味②：コストの削減ができるから
なぜなら、コンバージョン数が増えると、同じ売上を出すために必要な広告などのコストを削減できるからです。
例えば、広告費が10万円で10人のコンバージョンがあった場合、コンバージョン率は10％になります。
【補足】
コンバージョン率=(コンバージョン数÷訪問者数)×100%
しかし、仮にコンバージョン数が15人に増えたとなると、コンバージョン率は15％。
つまり、後者の状態で同じ10人のコンバージョン数を達成するとなると、必要な広告費は6万7,000円になるのです。
この結果、広告費を33％削減して、同じ売上を達成できるため、コンバージョン数を増やすことはコストを削減できるメリットがあるという意味になります。
上記の理由から、コンバージョン数を増やすことに意味があるのです。
ちなみに、「もっと詳しくコンバージョン率の計算方法が知りたい！」という場合は、下記記事で解説しているので併せてご覧ください。
＞＞【図解あり】コンバージョン率(CVR)の計算方法とは？平均値も
4：コンバージョンの重要指標であるコンバージョン率(CVR)の目安
ここまで記事を読んでくれているあなたは、きっと「どのくらいのコンバージョン数なら、合格ラインなのだろう？」と疑問に思っているのではないでしょうか？
結論、コンバージョン数あるいはコンバージョン率は、業界や扱うサービスによって大きく異なります。
下記は、Webサイトに関する各業界の平均コンバージョン率についての数値です。
業界 平均コンバージョン率(CVR)
衣服 2.6%
自動車 0.4%
B2B 0.6%
美しさ 3.2%
家電 1.2%
エネルギー 0.0%
金融業務 1.0%
買い物 5.0%
贅沢 0.8%
旅行 2.4%
通信会社 0.7%
すべての産業 1.82%
(参考：https://contentsquare.com/blog/2021-digital-experience-benchmarks-by-industry/)
上記のコンバージョン数の意味は、Webサイトに関する数値なので、広告などになるとさらに数値は大きく変わってきます。
そういった面でも、さらに詳しいコンバージョン率の目安については、下記記事で解説しているのでご覧ください。
＞＞平均CVR(コンバージョン率)は約2％！業界別CVRや改善法も
5：簡単！コンバージョン・率を上げる方法10選【例：アパレル】
では、どうすればコンバージョン数やコンバージョン率を上げることができるのでしょうか？
結論、これらの10の方法を実践すれば、確実にコンバージョンは上がること間違いなしです。
上げる方法①：集客ページと教育ページを分けて作成する
上げる方法②：広告ターゲティングを最適化する
上げる方法③：トップページを改善してCVRを上げる
上げる方法④：サイト内にCVを狙うコンテンツを追加する
上げる方法⑤：マイクロコピーを導線に活用する
上げる方法⑥：EFO(入力フォーム最適化)を改善する
上げる方法⑦：CVの心理的なハードルを下げる
上げる方法⑧：離脱している箇所を分析し改善する
上げる方法⑨：CVRの高いページや広告を横展開する
上げる方法⑩：CTAの設置箇所を増やす
ただ、この記事で解説すると長くなりすぎるので、下記記事で解説しています。
＞＞【必見！】CVRが低い原因7つと改善策10個！改善事例あり
＞＞アパレルの平均CVR(コンバージョン率)は4.2％！改善策10
まとめ：【徹底解説】コンバージョン(CV)を上げるとは？意味や基本用語
この記事では、「コンバージョンを上げる意味とは何か？」について、徹底解説しました。
扱うサービスやコンバージョンをどの地点に置くか？によって、意味は変わってきます。
その具体例や意味をたくさん解説したので、この記事さえ読んでおけばコンバージョンを上げる意味を明確に理解できるでしょう。
さらに、売上を上げるために欠かせないコンバージョンを上げる方法も紹介したので、ぜひ実践して高いコンバージョン率を実現してみてくださいね。
あなたのマーケティング活動が、少しでもうまくいくように応援しております。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました！
他の人は「【これで勝てる】CVR改善で効果的な事例5選！役立つツールも」も読んで、さらに実力を付けています。
