こんにちは!
サイトや広告のCVRを上げたい人向けに、簡単で効果的なCVRを上げる方法を発信しています!
今回は、「【誰も教えてくれない】サイトや広告のCVRを上げる10の方法!」について解説します。
この1記事で、確実に高いCVRを実現できるサイトや広告を作成できる内容です。
(※弊社が仮説と検証を繰り返してきたデータをもとにお話ししています。)
▼誰しもCVRを上げる方法がわからず、一度は悩んだことがありますよね?
「どうすればサイトや広告のCVRを上げられるんだろう?」
「CVRが低い原因が明確じゃなく、何から改善すれば良いかわからない。」
「そもそもCVRって何?計算方法は?」
実際、多くのサイト運営者やマーケターが悩んでいるのが事実です。
だからこそ、この記事で伝えるノウハウを1つでも知らなかったら、今後のサイト運営や広告作成で確実に詰みます。
(どんなに修正してもCVRが低いまま、時間だけが過ぎていくことも…。)
今回紹介するのは、弊社がサイト運営やCVR改善に努めてきた中で習得した内容です。
こういった過程で、誰でもすぐ実践できるCVRを上げる方法を完璧に習得してきました。
もしあなたが、「サイトや広告のCVRをすぐにでも上げたい!」
「CVRが低い原因を知って、効率的に改善したい。」
「そもそも、CVRとは何か?計算方法を知りたい。」と思っているのであれば、必ず役立つ内容なのでぜひ最後まで読んでください。
1:コンバージョン・CVR(コンバージョン率)とは?その重要性
コンバージョンとは:一般的にWebサイトの訪問者がある特定のアクションを実行すること。
(ビジネスのオンライン上での、目標達成に関する指標だよ!)
例えば、商品の購入やメールアドレスを登録したり、問い合わせフォームを送信したりすることが「コンバージョン」にあたります。
そして、CVR(コンバージョン率)とは、訪問者がコンバージョンを達成する確率の割合のことです。
例えば、Webサイトに100人の訪問者がいた場合、そのうち5人が商品を購入したとすると、CVRは5%になります。
(詳しいCVRの計算方法は、後述するからこのまま読み進めてね!)
もしかすると、「CVRって別にそこまで重要じゃないのでは?」と思うかもしれませんね?
ですが、このCVRを把握して目標を決めることはとても重要です。
なぜなら、ビジネスの成功に直接関係する指標となるからです。
例えば、高いCVRは、Webサイトの訪問者が目的(商品の購入など)を達成しやすいことになります。
逆に、低いCVRだと、訪問者がWebサイトを離れてしまう可能性が高いとわかるからです。
「じゃあどうやってCVRを改善すれば良いの」という疑問についても、記事の後半で解説するのでぜひ最後まで読んでくださいね。
ちなみに、「もっとコンバージョン(CVR)について知りたい!」という場合は、下記記事がおすすめです。
>>【徹底解説】コンバージョン(CV)を上げるとは?意味や基本用語
【補足】コンバージョンを上げるとはどういう意味か?CTAとの違い
補足ですが、前述した理由から「コンバージョンを上げる」とは、ビジネスでの目標達成を促すことにあたります。
例えば、今よりもWebサイトの訪問者が特定のアクションを実行するように誘導することなど。
また、「CTAとは何が違うの?」というと、CTA(Call-to-Action)は、訪問者がCVするためにアクションを起こす言葉やボタンのことです。
例えば、商品ページで「今すぐ購入する」というボタンがCTAになります。
この場合、訪問者はそのボタンをクリックすることで商品の購入に進むことになり、これをCV(コンバージョン)と言います。
(つまり、CTAはコンバージョンを達成するための要素ということだよ!)
「もっとコンバージョンを上げることの意味が知りたい。」という場合は、下記記事も併せてどうぞ。
>>業界別の平均コンバージョン率(CVR)を全て紹介!計算方法も
2:CVRの計算方法!高いかどうかを判断する方法【平均値も】
では、CVRを上げる方法を説明する前に、CVRの計算方法を紹介します。
実際にあなたのWebサイトや広告のCVRを計算しておくことで、数値が高いかどうか?がわかりますし、改善点も見えてきます。
【CVRの計算方法】
CVR=(コンバージョン数÷訪問者数)×100
→コンバージョン数:特定のアクションを実行した訪問者の数のこと!
→訪問者数:ウェブサイトを訪れた総訪問者数のこと!
(※CVRは、パーセンテージで表される。)
例えば、あなたのWebサイトに1,000人の訪問者がいて、そのうち50人が商品を購入した場合、CVRは下記の計算方法で導き出せます。
CVR=(50÷1000)×100
CVR=5%
(実際に、自分のサイトや広告に当てはめてCVRを算出してみてね!1分でできるよ!)
ちなみに、「もっとCVRの計算方法が知りたい!」という場合は、かき記事で詳しく解説してるのでどうぞ。
>>【図解あり】コンバージョン率(CVR)の計算方法とは?平均値も
あなたのCVRは高い?低い?業界別のCVR(コンバージョン率)を紹介
正直、「CVRはわかったけど、この数字がどれくらい良いのかわからない。」と思いますよね?
なので、業界別の平均CVRについてのデータを紹介します。
業界別 CVR(コンバージョン率)
教育サービス系 0.98%
旅行系 0.51%
BtoB 0.80%
不動産業 0.80%
医療系 0.82%
IT系 0.86%
産業サービス 0.94%
消費者サービス 0.98%
金融系 1.19%
自動車 1.19%
人材派遣サービス 1.57%
法律系 1.84%
出会い系 3.34%
(参考:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry
個人的には、とりあえずCVR1%を目指してみるのが、おすすめです。
ちなみに、CVRの平均については下記記事でも解説しています。
>>平均CVR(コンバージョン率)は約2%!業界別CVRや改善法も
3:改善事例あり!CVRを上げる10の方法【サイトや広告に使える】
では早速、CVRを上げるための方法を紹介しますね。
これから紹介する10の方法は、サイトや広告のCVRを上げるためにおすすめなのでぜひ実践してみてください。
上げる方法①:集客ページと教育ページを分けて作成する
上げる方法②:広告ターゲティングを最適化する
上げる方法③:トップページを改善してCVRを上げる
上げる方法④:サイト内にCVを狙うコンテンツを追加する
上げる方法⑤:マイクロコピーを導線に活用する
上げる方法⑥:EFO(入力フォーム最適化)を改善する
上げる方法⑦:CVの心理的なハードルを下げる
上げる方法⑧:離脱している箇所を分析し改善する
上げる方法⑨:CVRの高いページや広告を横展開する
上げる方法⑩:CTAの設置箇所を増やす
上げる方法①:集客ページと教育ページを分けて作成する
集客ページとは:新しい訪問者や潜在顧客をウェブサイトに引き込むためのページのこと。
教育ページとは:集客ページから流入した訪問者に、サービスなどの詳細を説明するページのこと。
もしかすると、1記事内でサービス購入へと繋げる記事を書いているのではないでしょうか?
正直、それではCVRを上げることはできません。
なぜなら、Webサイトに訪問したユーザーの熱量が高まり切らないうちに、サービスの宣伝をすることになるからです。
上記の問題を避けてCVRを上げるためには、まず集客ページとして、多数のユーザーが興味を持つであろう内容の記事を作成します。
(とにかく、流入するユーザー数を集めるのがポイント!)
そして、集客ページの中で、アピールしたいサービスの詳細などを軽めに宣伝します。
さらに、ユーザーが教育ページに進むCTAを設置し、アクションを促すという流れです。
(このページで直接商品を販売するのではなく、ユーザーを教育ページに誘導することが1番の目的だよ!)
そうすることで、いきなりサービスの宣伝をされても興味を持てない人が大半の中、できるだけ多くのユーザーを集めて詳細を説明する教育ページに誘導させられるのです。
そして、教育ページでは、サービスの詳細な説明や利点、価格やFAQ、カスタマーレビューなどを説明してCTA(購入など)に繋げます。
このように、集客ページと教育ページを分けて作成するだけで、ユーザーがサービスを十分理解し、その価値や利点をより痛感してくれるのです。
その結果、CVRを上げることができます。
(実際、CVRが高いWebサイトは集客ページと教育ページを分けて作成してるから結果が出てるよ!)
上げる方法②:広告ターゲティングを最適化する
基礎中の基礎になりますが、あなたが出している広告のターゲティングは最適でしょうか?
広告ターゲティングを最適化することで、正しいターゲットグループに向けて正確なメッセージが届き、CVRを上げることができます。
(意外と、売りたいサービスと狙っているターゲットがズレていることも多いよ…。)
そのために、データ分析を行って、ターゲットグループの属性や行動、興味関心に基づいて広告を最適化することが大切です。
特にFacebookなら、デモグラフィック情報や興味関心、検索履歴などのデータを利用できるのでCVRを上げるためにはおすすめです。
上げる方法③:トップページを改善してCVRを上げる
なぜなら、トップページは、Webサイトの顔になる重要なページだからです。
そのため、トップページの改善は、CVRを上げるために非常に重要な戦略の1つになります。
例えば、実際に私が実施して効果があったCVRを上げる方法が下記です。
トップページの改善方法①:情報をカテゴリ分けする
→サービスの情報やお問い合わせ先などカテゴリ化して表示することで、訪問者が欲しい情報をすぐに見つけられる!そして、購入意欲が高まってCVRを上げることができる!
トップページの改善方法②:ページの読み込み速度を速くする
→ページの読み込み速度が遅い場合、訪問者がページを離れてしまう可能性が高まる…!そのため、トップページの読み込み速度を改善し、訪問者の離脱を防いでCVRを上げることができる!
トップページの改善方法③:ページのデザインを改善する
→デザインが改善されるだけでも、権威性や信頼感を上げることができる!そのため、訪問者がページに滞在しやすくなり、CVRを上げることができる!
上記のように、Webサイトのトップページを修正するだけでも、CVRを上げることが可能です。
(Webサイトに訪れるユーザーは、利便性が高くてストレスが低いサイトを好むんだよ!)
上げる方法④:サイト内にCVを狙うコンテンツを追加する
「CVを狙うコンテンツって何?」というと、サイドバーやフッターなどに表示するコンテンツのことです。
このコンテンツを追加するだけで、訪問者の関心を惹けるメリットがあります。
実際、ついついサイトのサイドバーに設置されている画像やコンテンツに目が入ってしまうって経験はないでしょうか?
それと同じで、例えばサービスのレビューや顧客の成功事例などのコンテンツを追加するだけで、ユーザーの購入意欲を上げることができCVRのUPにもなるのです。
また、コンテンツの追加で、訪問者を長時間滞在させられます。
長時間滞在させることで、サービスの理解が深まることはもちろん、Webサイトの評価も上がり上位表示されやすくなります。
その結果、Webサイトの評価を上げながらCVRを上げることもできるのです。
こういった理由から、Webサイト内にCVを狙うコンテンツを入れると、CVRを上げることができます。
上げる方法⑤:マイクロコピーを導線に活用する
マイクロコピーとは:CTAの周りに記載されている、CVを促すための文章のこと。
→例:「このボタンをタップすると、商品の詳細が知れるページに移動します。」などの文言のこと。
「CTAの周りにあるちょっとした文章だけで、CVRを上げることができるの?」と思うかもしれませんね?
ですが、マイクロコピーはとても有効な手段なのです。
理由は簡単で、ユーザーの気持ちに寄り添った言葉で、行動を促す力があるのがマイクロコピーだからです。
あなたも、一度はこんな経験ありませんか?
例えば、「今すぐ購入する」というボタンだと心理的なハードルが高いけど、「カートに入れておく」というボタンには、あまり抵抗を感じないという経験。
(そして、結局ついついその商品を買っちゃった経験も多いはず!)
これは、ユーザーの心理を理解し、マイクロコピーを導線に活用することで、行動を促進できている証拠です。
つまり、マイクロコピーを使うことで、ユーザーの心理状態に合わせた提案ができ、CVRを上げることができるのです。
(もしアパレルショップのCVRを上げるなら、「あと少しで送料無料」などのマイクロコピーを入れるだけで売上も上がり、CVRの向上にも繋がるね!)
このように、マイクロコピーは、CVRを上げるために非常に有効な戦略の1つになります。
上げる方法⑥:EFO(入力フォーム最適化)を改善する
なぜなら、フォーム入力を簡単にすることで、ユーザーの心理的なハードルを下げられるからです。
きっとあなたも、フォームの入力で、「退屈だし面倒だな?」と思った経験があるのではないでしょうか?
それを解決するために、フォーム入力を簡略化することで、離脱が減り結果的にCVRを上げられるのです。
(例えば、必須項目には明確なマークをつけ、余分な項目を削除するなどが効果的だよ!)
この記事で何度も伝えている通り、人はできるだけ楽をしたいと常に思っています。
だからこそ、少しでも「時間がかかりそう。」と思われると、CVRが下がる原因になってしまうのです。
(実際私も、フォーム入力後のエラーメッセージが分かりにくく、何度トライしてもフォームを送信できなくて購入を辞めた経験があるよ…。)
こういった理由から、フォームの入力を簡略化することがおすすめです。
上げる方法⑦:CVの心理的なハードルを下げる
なぜなら、ユーザーがアクションを起こすことをより簡単にできるからです。
(人は、面倒だったり入力ミスの修正に対してとてもストレスを感じ、離脱してしまう人が多い…!)
特に、CVに近い部分であるCTAボタンや、遷移先のクレジットカードの入力ページの修正は、かなり効果も大きくなります。
そのために、実際私が実践して効果的だったのは、購入フォームの入力欄を少なくすることでした。
これだけで、入力の手間が省けて視覚的にも物理的にも、CVしやすい設計になるのです。
また他にも、クレジットカード情報を入力する必要のあるページで、返品やキャンセルの規定を伝えたり、ユーザーが不安に感じる可能性のある点を説明するのも効果的です。
少しの改善だけでもCVのハードルは下がるので、CVRを上げる方法として実践してみてくださいね。
上げる方法⑧:離脱している箇所を分析し改善する
なぜなら、ユーザーがサイトを離脱する理由を理解することで、問題点を修正しCVRを上げることができるからです。
例えば、ユーザーがきちんとCTAまで読んでいる場合でも、CTAの部分でドバッと離脱しているとわかる場合があります。
この場合は、コピーライティングの質が良くても、CTAとなる入力フォームの記入欄が多かったり、CTAの文言がハードルが高いという原因を見つけられるのです。
(ヒートマップなどのツールを使って、ユーザーがページのどの部分を一番見ているか?どこで一番離脱されているか?などを調べられるよ!)
このように、人間が客観的に調べるだけでは見つけられない問題点を、ツールを使って調べられるのでおすすめです。
上げる方法⑨:CVRの高いページや広告を横展開する
CVRの高いページや広告を横展開することで、類似の商品やサービスに興味を持っている顧客に、より関連性の高い情報を提供できるためです。
それによって、顧客が探しているものを見つけやすくなります。
また、単に関連ページを増やすだけではなく、CVRが高い広告やページの「文言」を横展開することもおすすめです。
なぜなら、CVRが高い広告やページの文言(コピーライティングやCTA、マイクロコピーなど)は、効果的である可能性が高いと言えるからです。
つまり、効果が出た内容と関連するページかつ、同じような言い回しを使うことで、CVRを上げることができます。
上げる方法⑩:CTAの設置箇所を増やす
なぜなら、CTAを増やすことで、シンプルにCVに繋がる動線が増えて認識されやすくなるからです。
そうすることで、いちいちページをスクロールして戻さなくても、最短のアクションだけでCVに繋がるのです。
(購入ボタンがわかりにくいサイトは、イライラされて離脱されるのと同じ…!)
また、CTAを複数設置することで、単純接触回数が増えます。
単純接触回数とは:広告や宣伝などのメッセージが、ターゲットとなる顧客に何度も届く回数のこと。
「CTAの単純接触回数が増えると何が良いの?」と思うかもしれませんね?
ですが、ただCTAを見る回数が増えるだけでも、「購入」を意識することに繋がり、CVRを上げる効果があるのです。
(きっとあなたも、興味がなかったコンビニの商品なのに、何度も目にするうちについつい購入しちゃった経験があるはず!)
このように、CTAを増やすことだけでも、CVRを上げることができるのです。
以上が、CVRを上げるための10の方法についてでした!
ちなみに、「実際の成果があったCVRの改善事例を見たい!」という人は、下記記事をご覧ください。
>>【これで勝てる】CVR改善で効果的な事例5選!役立つツールも
4:ロジックツリーで広告のCVRを上げる(改善する)方法とは?
ちなみにですが、広告市場で「ロジックツリー」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
ロジックツリーとは:広告のCVにつながる各要素を分析し、それらをツリー状に整理して可視化する方法のこと。
少しロジックツリーのやり方を解説すると…。
【ロジックツリーでCVRを上げる方法】
方法①:CVするまでの流れを構造化する
→広告を見たユーザーが、どのような流れでCVするかを分析する!
方法②:ロジックツリーを構築する
→ユーザーが広告を見た後に取る可能性のある行動を、ツリー状に分岐させて可視化する!(例:広告を見たユーザーが商品ページにアクセスするか?サイトのトップページに戻るか?別のページに遷移するかなど。)
方法③:ツリーの各枝でのCVRを測定する
→ロジックツリーの各枝でCVRを測定し、ユーザーがCVするすべてのステップで、CVRがどの程度低下しているかを把握する!
方法④:改善すべき要素を特定する
→CVRが低下している箇所を特定し、改善する要素を考える!
方法⑤:テストをして改善を評価する
→改善した広告をテストし、CVRがどの程度改善されたかを評価する!このテストで、改善方法が正しい方向性かを確認することが大切。
ざっくりと、上記のような流れでロジックツリーを作成し、CVRを上げる方法もあります。
この記事で解説すると長くなりすぎるので、詳細は別記事で解説しています。
>>リスティング広告のCVRをロジックツリーで改善する方法【図解】
5:これがCVRが低いまま改善しない原因7つ【サイト・広告編】
この記事では、CVRを上げるための方法をたくさん紹介してきました。
ですが正直、「以前にどの改善方法を試しても、いまいち効果が出なかった…。」ということもあるのではないでしょうか?
そこで、この章ではCVRが低いまま改善しない7つの原因を紹介します。
(この原因のうち、どれかしらに当てはまるはずだから、最後まで読めば改善策がわかること間違いなしだよ!)
原因①:環境や市場が変化したから
原因②:Googleアップデートでの変動があったから
原因③:広告とLPのファーストビューに一貫性がないから
原因④:トップページでサービスをアピールできていないから
原因⑤:CVさせるまでの導線が悪いから
原因⑥:そもそもターゲットがずれているから
原因⑦:CVさせたいフォームの入力項目が多いから
原因①:環境や市場が変化したから
「どんなにCVRを上げる対策をしても、改善しない…。」という場合は、環境や市場が変化したことが要因と言えるでしょう。
理由は簡単で、競合他社の新しいサービスが登場したり、消費者のニーズや嗜好の変化、法律や規制の変更などには抗えないからです。
例えば、前年の同時期と比較して、「異様にCVRが下がっているな…。」とわかる場合は、環境や市場の変化が大きいと言えます。
そのためここからCVRを上げるためには、すぐに広告やマーケティング戦略を見直すことが大切です。
(具体的には、ターゲット層の再定義や広告のメッセージやコピーの改善、競合他社との差別化や新しいチャネルの開拓などがあるよ!)
また、環境や市場の変化によって、消費者の行動やニーズにも変化が生じます。
そのため、これに合わせた戦略を取ることも重要です。
例えば、SNSの利用が増えた場合は、SNS広告の利用やSNS上でのプロモーション戦略の見直しなどが有効です。
市場や環境の変化に対応してCVRを上げるには、柔軟性やかける時間と労力も重要なので、ぜひ折れずに頑張ってくださいね。
原因②:Googleアップデートでの変動があったから
これは、Webサイトを運営している場合によくあるCVRが下がった原因です。
というのも、Googleは検索エンジンのアルゴリズムを常に改善しており、アップデートを頻繁に行っています。
そのため、検索結果の順位や表示されるコンテンツが変わることがあるからです。
例えば、Googleがページの表示速度を重視するようになった場合、ページの読み込み速度が遅いサイトでは、広告の表示が遅れてCVRが低下する可能性があります。
実際弊社でもWebサイトを運営しているのでわかるのですが、これを改善するためには、「ユーザー目線のサイトを作る」ことが最重要です。
巷には、たくさんのGoogleのアルゴリズムを攻略する、小手先のテクニックがあります。
ですが、それはいずれ廃れるノウハウの可能性が高く、小手先のテクニックばかり多用するのはリスクです。
だからこそ、本質である「ユーザー目線のサイトを作る」ことだけを意識していれば、余計なノウハウに振り回されず、ずっと見てもらえるWebサイトになると私は思っています。
なので、CVRが下がった原因としてGoogleのアップデートが考えられる場合は、ユーザー目線のサイト作成を意識するとうまくいくこと間違いなしです。
原因③:広告とLPのファーストビューに一貫性がないから
なぜなら、広告をクリックしてLP(ランディングページ)に移動したユーザーは、広告で約束された情報やキャッチコピーがLPに反映されていると考えているからです。
しかし、広告とLPのファーストビューに一貫性がないとどうなるでしょうか?
結果、ユーザーが期待する情報が見つからず、CVRの低下につながるのです。
(例えば、広告で特定の商品を紹介していたのに、LPのファーストビューでその商品が見つからなかったら、ユーザーは不満を感じてLPから離脱するんだよ…。)
実際以前、広告会社の社長さんも、「広告のキャッチコピーとLPファーストビューの文言が一致していないと、CVRは下がる!」と発言していたのを覚えています。
それくらい、広告とLPのファーストビューに一貫性を持たせることが、CVRを上げることに繋がるのです。
原因④:トップページでサービスをアピールできていないから
なぜなら、トップページは、Webサイトやオンラインショップの入り口となる重要なページだからです。
そこでは、訪問者にサイトやサービスの魅力を伝える必要があります。
そのために、実際に私が実践してCVRを上げることができた方法が、下記です。
トップページの修正方法①:サイトの特徴や強みを明確にする
→訪問者の興味を惹き、サイト内の他のページを閲覧してもらいやすくなるので、CVRを上げられる!
トップページの修正方法②:サイトの目的に合わせたコンテンツを作る
→訪問者が求める情報を提供でき、満足度と信頼度がUPするため、CVRを上げられる!
トップページの修正方法③:CTAを設置する
→記事内だけでなくトップページにもCTAを設置することで、ユーザーのCVに対する負担を下げられるので、CVRを上げられる!
今すぐ取り入れられる方法なので、上記を実践して0.1%でもCVRを上げてみてくださいね。
原因⑤:CVさせるまでの導線が悪いから
CVさせるまでの導線とは:ユーザーがサイト内で辿る流れのこと。
→Webサイト内での行動や、広告からの流入時に、アクションを起こしたユーザーが求める情報や商品に到達するまでの導線!
なぜなら、もしこの導線が悪ければ、ユーザーが離脱してしまい、CVRを上げることができないからです。
そのため、CVまでの導線を改善して、CVRを上げるには下記の修正がおすすめです。
CVまでの動線の修正法①:広告とLPの一貫性を保つ
→広告とLPに一貫性があるとユーザーの行動に迷いが生まれにくいため、離脱も少なくなりスムーズにCVに繋がりやすい!
CVまでの動線の修正法②:ナビゲーションをわかりやすくする
→必要な情報にたどり着くまでの手順を少なくし、分かりやすい言葉で案内すること!(ユーザーのストレスが減るので、CVRを上げるにはぴったり!)
CVまでの動線の修正法③:モバイルフレンドリーにする
→ユーザー数の多いスマホだと画面が小さいため、わかりやすいデザインやナビゲーション(モバイルフレンドリー)にするだけで、CVRを上げることができる!
このように、導線1つにしてもたくさんの改善方法があります。
なので、「どうすればCVまでの動線を修正して、CVRを上げられないか?」を考えてみてくださいね。
原因⑥:そもそもターゲットがずれているから
「どんなCVRを上げる施策をしても、効果がない…。」という場合は、そもそも訴求するターゲット層がずれているという可能性が高いです。
実際、使い捨てカメラをカメラ売り場に陳列しても売れなかったのに、おむつ売り場に陳列した途端売れた!という事例があります。
これは、「おむつ=我が子」が連想される場所に、使い捨てカメラを陳列することで、おむつを購入する人が「我が子の笑顔を写真に収めたい!」と考える心理を利用して売っているのです。
このように、同じ商品でも少しターゲットを変えるだけで、意外とCVRを上げることができますよ。
なので、この記事で紹介したCVRを上げるための方法を実践しても改善しない場合は、「ターゲットは適切か?」と見直すことをお勧めします。
原因⑦:CVさせたいフォームの入力項目が多いから
なぜなら、CVRを上げる方法でも少し説明しましたが、フォームに入力する項目が多くなるほど、時間がかかり面倒臭さが高まるからです。
また、プライバシーに関する項目やクレジットカード情報など、個人情報を求める項目が多い場合にも、ユーザーの不安は高まります。
そのため、CTAでの入力項目はできるだけ最小限にして、CVRを上げる工夫が大切です。
以上が、CVRが下がる原因についてでした!
6:【必須!】CVRを上げるために活用すべきツール2選はこれ
もしかすると、「CVRを上げる方法はわかったけど、Webサイトや広告のどの箇所で離脱されてるかわからない…。」「どれくらいのユーザーが流入しているかわからない。」ということもあるのではないでしょうか?
なので、最後にCVRを上げるために欠かせない、必須のツール2つを紹介しますね。
活用すべきツール①:アクセス解析ツール
活用すべきツール②:A/Bテストツール
活用すべきツール①:アクセス解析ツール
アクセス解析ツールとは:ウェブサイトへのアクセスデータを分析するツールのこと。
このツールを利用することで、ユーザーがどのような行動をしているか?や、どのページに訪問したか?どのキーワードで検索したのか?のデータを収集できます。
そのデータを元に分析することで、ユーザーの行動や嗜好を把握して改善施策を行えるため、CVRを上げることができるのです。
(例えば、離脱率の高いページを把握して、そのページを改善すれば、ユーザーの滞在時間が延びて、CVRを上げることができるよ!)
なので、グーグルアナリティクスなどの、アクセス解析ツールを導入するのがおすすめです。
活用すべきツール②:A/Bテストツール
A/Bテストツールとは:複数のバリエーションを用意してランダムに表示し、最も効果的なバリエーションを見つけるテストツールのこと。
例えば、同じ広告のコピーを用意して、異なるデザインの広告AとBを2つ用意します。
そしてそれらをランダムに表示し、どちらの広告がより多くのクリックを獲得するか?を比較することができるのです。
そうすることで、どの施策が最も効果的かを適切に判断できます。
(何より、A/Bテストを繰り返す=CVRを上げるために必須なので、A/Bテストツールは必ず使おう!)
以上が、CVRを上げるために必須のツール2つについてでした!
まとめ:【誰も教えてくれない】サイトや広告のCVRを上げる10の方法!
この記事では、たくさんのCVRを上げる方法を解説してきました。
正直、Webサイトや広告においてCVRを上げるためには、たくさんの仮説とA/Bテストを行う必要があります。
流入数が少ないサイトや広告だと、有効な母数を集めるのに、さらに多くの時間もかかってしまうので大変です…。
ですがCVRは、時間をかけてでもビジネスにおいて把握しておくべき重要な数値の1つです。
だからこそ、めげずに0.1%でもCVRを上げることができるよう、頑張ってみてくださいね。
あなたのマーケティング活動が少しでもうまくいくよう、応援しております。
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
他の人は「【最新版】DMの平均反応率とは?効果(パーセント)の測定方法!」も読んで、さらに実力を付けています。